調停で相手方の不貞行為の事実を有効に突きつけて,過分な財産を譲り受けた事例【離婚解決事例01】
解決までの経過
夫,妻ともに50代。依頼者は妻側。
夫が家を出て別居が始まり,1年ほど経過して夫が離婚調停を申し立てた。夫が説明する離婚したい理由に依頼者は納得がいかず,それは,調停が始まった後も変わらなかった。
かねてより夫の不貞行為を漠然と疑っていた依頼者が調査業者に素行調査を依頼したところ,夫が特定の女性の自宅に出入りしていることが確認された。
夫が家を出て別居が始まり,1年ほど経過して夫が離婚調停を申し立てた。夫が説明する離婚したい理由に依頼者は納得がいかず,それは,調停が始まった後も変わらなかった。
かねてより夫の不貞行為を漠然と疑っていた依頼者が調査業者に素行調査を依頼したところ,夫が特定の女性の自宅に出入りしていることが確認された。
調停では,慎重に手順を踏んでこの事実を有効に突きつけることによって,夫側は窮地に追い込まれ,依頼者は,調停離婚の条件として,夫が当初提示していた離婚条件よりも遙かに有利な条件を取りつけることができた。
コメント
慰謝料の支払や財産分与という形で,依頼者は,夫が最初に提案した条件(もちろん慰謝料の支払は含まれてはいませんでした)よりも,数千万円も有利な条件を勝ちとることができました。
「有責配偶者というレッテル」を相手方にうまく貼ることができたことによって,調停での形勢を一気に逆転させることに成功したケースでした。
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姉小路法律事務所
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