携帯電話にロックをかけているから浮気をしてもバレない? 2016/2/9
浮気が発覚するきっかけとして圧倒的に多いのが,配偶者の携帯電話内の情報です。
相手方とのメールやLINE,発着信履歴,保存画像などです。 配偶者の携帯電話に常に警戒の目を向けている方もおられますが,配偶者の「異変」を察したため,携帯電話をみようと考え,実際にみることとなり,「やっぱり・・・」いうのが典型的なパターンです。この配偶者の「異変」とは,たとえば,帰宅が不自然に遅くなる,急に外泊をするようになったり外泊が増えたりする,下着を自分で買うようになった,不可解なレシートが捨ててあった,といったものです。携帯電話の「取扱い」の変化もまた,その典型例です。
急に,携帯電話を確認する機会が増えた,携帯電話の着信などを気にするようになった,それまで無造作に置いてあったのに,肌身離さず持ち歩くようになった,ロックをかけるようになった,といったことが挙げられます。
この「異変」がどの程度現れるかには,かなりの個人差があります。
浮気の「常習犯」のなかには,あからさまに浮気とわかる行動に出る人もいれば,どんどん巧妙になっていく人もいます。
他方,長年まったく浮気などしなかったような人が浮気に走った場合は,この「異変」がわかりやすい格好であらわれることが少なくありません。
そうは言っても,「怪しまれても携帯電話にロックをかけているから大丈夫。」と思っている人もいらっしゃるでしょう。
しかし,パスコードでロックしていても,推測されるパスコードにしてしまって解除される,あるいは指の動きで解読されてしまうケースも多いです。
また,iPhoneなどで採用されている「指紋認証」も完璧ではなく, 眠っている間に指を添えてロックを解除させたという話もこれまでに何度も耳にしました。
削除したデータを復元することも,費用さえかければ技術的には不可能ではありません。
そこで,抜本的な方法として,浮気の連絡用に携帯電話をもう一台持つ人もいます。
ただ,もう一台持つことによるリスクもありますし,結局,浮気相手との連絡手段に携帯電話を用いる以上,その携帯電話がきっかけとなって浮気を突き止められるリスクはゼロにはならないと言えそうです。
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