夫が離婚を拒否していたが和解離婚できた事例【離婚解決事例35】
若い夫婦,妻が依頼者
子どもが誕生してまもなく別居。妻は,夫との価値観の違いに今後一緒に生活することは不可能だと離婚を希望。離婚調停を申し立てるも一貫して夫が離婚を拒否したため調停は不成立となりました。
離婚訴訟を提起するため当事務所に相談に来られました。
訴訟を提起するも夫は離婚について争う姿勢を見せ,夫にも代理人がつきました。
夫は,別居中も妻の元にいる子と面会交流を行っていましたが,双方の意思疎通が不充分なために面会交流に関するトラブルが生じていました。
そこで訴訟と平行して双方代理人を通じて面会交流の実施方法を整理しました。
代理人を通じた調整により面会交流に関する不安がある程度払拭され,夫の態度が軟化。最終的には和解で離婚が成立しました。
コメント
訴訟提起に至るまで夫も妻の代理人をつけていませんでした。双方とも意思疎通が充分にできずに相手に対する不信感が高まっていました。このことが夫の態度を硬化させる一因となり,親権や養育費の金額に大きな争いがないにもかかわらず,訴訟までもつれ込んでしまっていました。
双方とも代理人がついた後は,代理人を通じて考えを伝え合うことができ,判決に至ることなく和解が成立し円満に解決ができました。
離婚問題解決事例
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姉小路法律事務所
姉小路法律事務所は,離婚,慰謝料,相続・遺言などの家族関係・親族関係の紛争(家事事件)に力を入れている京都の法律事務所です。なかでも離婚・慰謝料事件は,年間300件以上の相談をお受けしており,弁護士代理人として常時数十件の案件を取り扱っております。弁護士に相談するのはハードルが高いとお考えの方も多いかもしれませんが、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。男性弁護士・女性弁護士の指名もお伺いできますのでお申し付けください。 |弁護士紹介はこちら