辞職した宮崎謙介国会議員は離婚するのか? 2016/2/16
宮崎議員は、今回の不倫騒動の責任をとるかたちで辞職しました。
また、同じく国会議員の妻とも離婚するのではないかという憶測も飛び交っています。妻の支援者から強く勧められているといった報道もみられます。 ただ、配偶者の不貞が発覚したからと言って全てのケースで離婚に至るわけではありません。配偶者の不貞が判明したため離婚したいという思いにかられても、経済的な理由や子どものこと、世間体などを考えて、その「ハードル」を超えない方も多いです。もちろんまだ愛情が残っているというケースもあります。 今回は妻も国会議員なので、自身の議員としてのメリット、デメリットの見きわめによるところも大きいことでしょう。 「夫が浮気をしても子どものために離婚を踏みとどまった」というイメージで選挙に臨むという選択肢もありそうです。
ただ、この「ハードル」の高さは、不貞が何度目かによってもずいぶん異なってきます。
1回目なのかそうでないのかの違いが大きく、1回目であればまだ関係修復の余地があり、夫婦として持ちこたえられるといったケースもよく目にします(もちろんたとえ1回目でも離婚へと発展するケースも多々あります)。
しかし、何度も、ということになると、さすがに信頼関係をもはや築くことができないと考えて離婚に踏み切る方が多いです。
あるいは夫婦というのは名ばかりで、夫婦という実態をうしなったまま婚姻生活を続ける方もおられます。 ちなみに親が不貞を重ねていた場合、その子どもも結婚しても不貞をはたらいてしまうという残念な「連鎖」もよくみかけます。
記者会見で、結婚後の「余罪」をとわれた宮崎議員は「否定できない」と答えていました。できれば否定したいところですが、そう言わざるを得ない事情が彼にはあったのでしょう。 また、前婚の破たんの原因も彼の女性関係であったという報道もまことしやかになされています。
そうなると夫婦としての実態を取り戻すことは既にかなり困難な状態にあるのかもしれません。
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