離婚したいが、離婚の進め方がわからない方へ
あなたが離婚したい場合は,あなたが夫または妻に正式に離婚を申し出ることから離婚問題はスタートします。
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離婚の進め方がわからない場合の対処法
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しかし,なかなか切り出すことができず,時間を無駄にしてしまうことが少なくありません。また,どのように切り出せばよいのかわからずに迷っている方も多いはずです。
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このような悩みの多くは,その先がどうなるかわからないという不安,切り出し方が間違っていないかという不安によるところが大きいです。しかし,そのような時に自分ひとりで考えたりネットの情報を漁ったりしていると,堂々めぐりに陥ってしまいます。かといって友人や親族に相談しても,その人の経験や憶測からアドバイスをされがちで,あなたに合った助言が得られるとは限りません。
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日々,離婚の法律相談を受けておりますが,ご本人の決意や準備の度合いは人それぞれです。
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中には,「離婚したいけれど,離婚に向けて何から始めたらよいのか分からない」と言った方もいらっしゃいます。まずは,親権,養育費,財産分与,面会交流など,離婚に際して取り決めておくべき基本的な一般的な事項を説明しますが,「相手と話し合って決めるべきことは分かりましたが,実際,何をどのように準備して動いていけばよいのか…」と不安気です。そんなときは,「離婚後,どのような生活をするか具体的にイメージして下さい。」とお伝えします。
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離婚後,誰と,どこに住んで,どのような毎日を送るのか。できるだけ具体的にイメージしてみるのです。
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・誰と生活するのか→子どもと一緒かどうか(親権)
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・どこに住むのか→現在の家は夫婦のどちらが取得するか(住宅ローンは誰がどのように払うのか),実家に戻るのか,賃貸物件を借りるのか,自分が住む予定の地域の家賃はいくらか
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・どのような毎日を送るのか→生活費としていくら必要となるのか,現在の仕事を続けるのか,転居にともない転職の必要があるのか,専業主婦から新たに職につくのか,児童扶養手当はいくら支給されるのか,生活保護を検討する必要があるのか
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離婚後の生活を具体的にイメージしてみると,どのような情報を集めたり,何を準備していけばよいかがより明確になってきます。
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弁護士に依頼するメリット
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こういった時は,もっと視野を広くすること,もっと視野を明るくすることが必要で,離婚事件に詳しく,多数の実例を目にしている弁護士に相談することが有用です。最近はいくつも事務所にコンタクトをとって,何人かの弁護士に相談する人も多く,そうした方がより適切なアドバイスを受けることができる可能性が高まります。
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難しいケースであればあるほど,弁護士によってアドバイスの内容が違うことがあります。
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例えば3人の弁護士に相談したような場合に,三者三様の助言を聞かされることもあるはずです。そんなときはご自身が最も納得できる弁護士に継続的に相談してみてもいいかもしれません。
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まだ揉めてもいない段階,まだ何も始まっていない段階で弁護士に相談することに気が引けるかもしれませんが,まだこの段階にある方こそ早めに相談なさることをお勧めします。これから進むべき道,あるいは進んではいけない道がみえてくるはずで,早ければ早いほど様々なロスを防ぐことができます。
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