高額の婚姻費用の支払の継続を回避するために速やかに調停離婚を成立させた事例【離婚解決事例13】

【キーワード】離婚調停,婚姻費用,財産分与,解決金

 

30代の夫婦。依頼者は夫側。
婚姻から僅か1年ほどで一旦別居し,その3か月後に別居を解消するも,再度の同居から3か月ほどで再び別居するに至った。

 

妻による婚姻費用の調停申立てを受けて,夫は離婚調停を申し立てた(その後、妻も離婚調停を申し立てた)。妻は弁護士をつけたが,夫は本人で調停に臨んだ。

 

婚姻費用の調停は成立したが,離婚調停は回を重ねるても,高額の慰謝料の支払いや過分な財産分与を求める妻と折り合いが付かない状態が続いた。

 

そのようななか,代理人として調停に参加したところ,その最初の期日に離婚調停が成立して事件は解決をみた。

 

慰謝料は支払わず,こちらが主張する内容の財産分与を前提に,一定の解決金を支払うことを条件とする調停離婚であった。

 

コメント

そもそも慰謝料を支払うべき事情はなく,このまま訴訟に移行すれば,双方の主張の間を取る形の判決離婚が見込まれる事案でした。

 

しかし,訴訟になると,離婚が成立するまで高額の婚姻費用が発生し続け,弁護士費用も嵩むうえに,裁判所で尋問されるなどの負担が生じます。この夫婦の場合,子どもがいなかったので,離婚が成立すれば養育費も発生せず,離婚が成立しない期間が長期化することには経済的に強い負担感を伴いました。

 

そこで,調停では適正な金額の解決金を提示して臨んだ結果,早々に調停離婚が成立して事件は解決しました。

 

依頼者は解決金を支払うことに当初抵抗を示されていましたが,その意味合いやメリットを説明させていただいた結果,納得され,訴訟を回避して迅速な解決を図ることができました。調停が成立して裁判所を後にする時に晴れ晴れとした表情をなさっていたことが印象的でした。

 

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