コラム 69 離婚相談の親子模様 -先生が親を説得して下さい-

コラム 69 離婚相談の親子模様-先生が親を説得して下さい-2016/7/29






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 離婚の相談にご本人ではなく親御さんがお越しになるという場合があります。
 本人が多忙であったり,離婚問題で心身とも疲弊していて外出できなかったり,親が来る理由も様々です。中には,「本人がモタモタしてじれったいから私が来ました」といった場合もあります。
 そのような場合は,親の話す内容を前提に方針の見立てをしますが,時にはご本人に直接確認しないと全容が把握しづらいこともあり,後日,ご本人に直接お越し頂き話を聞きます。

 また,子の離婚相談に親が同行されるという場合も少なくありません。多いのはご本人が20代という若年者の場合ですが,ご本人が40代という場合もあります。
 親御さんではなくご本人から話を聞くようにしているので,基本的には普通の離婚相談と変わりありません。
 ただ,ときおりご本人の口がとても重いことがあります。後日,ご本人だけと話してみると,実は,離婚に関する考えについて,ご本人と親の間でも意見が一致していないということがあります。一方が「離婚すべし」と考えているけれどもう一方は「できれば復縁を」と考えているような場合です。

 離婚問題の渦中の本人としては,親には物心とも世話になっている(離婚後世話になる可能性がある)ので,親の意向と異なる自分の本心を強く主張できないようです。 中には「先生から親に伝えてもらえないでしょうか?」とおっしゃる方もいます。(当然ながらお断りしておりますが…)

 そのような場合,ご本人は,離婚の相手と対峙しながら一方で親も説得しなくてはならず,たいへんな労力です。

 親御さんが心配なさるのも十分理解できますが,本人の気持ちを尊重するという姿勢が大切ですね。

弁護士 辻 祥 子


 

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