コラム 26 桂文枝師匠の不倫騒動と不倫当事者間のパワーバランス

 

コラム 26 桂文枝師匠の不倫騒動と不倫当事者間のパワーバランス  2016/3/1


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     写真週刊誌の記事で桂文枝師匠が34歳年下の(元)演歌歌手の女性と不倫関係にあったことが明らかとなりました。
 ただ,不倫関係の実態については両者の主張のくい違いが大きく,その真相は不明です。  
 文枝師匠は「ここ10年か12年は会っていない。」と釈明していましたが,相手女性は,今年の2月にも親しくやり取りをしていたLINEの画面を「証拠」として示して,実に20年ほどの長きにわたって関係が継続していたと反論しています。  
 いずれにしても,1年やそこらではなく,ある程度長い年月にわたって男女の関係にあった模様です。  
 実際のご相談でも,男性の方がかなり年上で,しかも社会的地位や経済力も男性の方がずいぶんと高い関係にある不倫が長年続いたというケースはよく目にします。昔で言うところの「二号さん」に近い関係のものも含めて。  
 そのようなケースでは,たしかに関係を持った当初は男性が優位に立っていますが,徐々にパワーバランスが変化していって,次第に女性の方が優位な関係となる事例が意外と多いように思います。
 そうなると,経済的な要求が高まったり,むしろ女性の方が男性の行動を規制するようになることも。  
   そのため,男性は関係を解消したいという思いも抱くようになるが,女性が妻や関係者に全てを打ち明けるのではないかとの不安や,あるいは女性に対する未練や思慕などから,なかなか関係を解消することができず,結局,なかば惰性となって関係がそれからも何年も続くというケースが少なくありません。

 文枝師匠のケースが実際にどうであったかは知る由もありませんが,ただ,師匠が彼女に「他の女性とはお付き合い致しません 遊びもなし 電話もなし」といった直筆の誓約書を書いていることからすると,このようなパワーバランスの変化がふたりの間で起きていた可能性もあるように思われます。

                                          弁護士 大川 浩介






 

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