コラム 18 ベッキー騒動の発端 離婚を求めるときの「タブー」とは?

 

コラム 18 ベッキー騒動の発端 離婚を求めるときの「タブー」とは? 2016/2/3






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      photo by hirotomo t


     年明け早々に世間を最も騒がせた芸能ニュースと言えば,やはり何と言ってもベッキーと「ゲスの極み乙女」の川谷絵音さんの不倫騒動でしょう(SMAP騒動もありましたが,途中で沈静化しましたね)。

 マスコミの報道などでは,昨年の11月から川谷さんが奥さんに離婚を求めるようになり,12月25日には「大事な人がいる。」と言って離婚を迫ったとされています。

 これまで数多くの離婚相談をお聞きしてきましたが,配偶者がなかなか離婚に応じてくれない場合に,「他に好きな人ができたから。」などと「補足説明」して離婚を求める方が少なくありません。
 相談に来られるということは,その後基本的にスムーズには離婚できない事態となっていることを意味します。

 お話を聞いていると,他の異性と関係を持ったため婚姻関係にヒビが入ったというよりも,婚姻関係にヒビが入ったなかで他の異性と関係を持ち,離婚の意思を固めた,というケースも結構多いです。

 そのような意識が強いためか,「正直に話したら自分とのことは諦めて離婚に応じてくれるであろう。」と考えて切り出す人が多いのですが,現実にはこれが裏目に出ることの方が多いようです。
 言われた側は強く反発し,離婚を断固拒否する,あるいは配偶者やその相手方に強い憎悪を抱く結果になりがちです。

 言った側は自分で自分に「有責配偶者」であるというレッテルを貼ったことになり,簡単には離婚できない事態に陥るおそれがあります。

 相談に来られたなかでは特に男性側に多く,これまでの相談でも結構な数にのぼります。他方,女性側はこれまでで僅かおひとりだけです。
 おそらく女性の方がこのあたりはしたたかと言うか,想像力が確かで,「タブー」であるという意識がしっかりとあるように思われます。

 もっとも,異性の存在は明かさずとも,離婚したい理由の説明が不十分ですと,言われた側はやはり異性関係を疑います。
 これまた男性側には隙が多く,それまでに少なからず不審な行動(以前とは異なる行動パターン)をとってしまっていて,女性側は敏感に察知しているケースが少なくありません。
 ですので,離婚を切り出すにも細心の注意が必要となってきます(離婚の切り出し方の相談をお見えになる方も多いです)。

                                          弁護士 大川 浩介






 

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